Monday, November 07, 2011
サイクルモードインターナショナル@幕張メッセ
試乗車で、イタリアメーカーBOTTECCHIAのフラッグシップモデルフレームセットEMME2を使用した完成車に乗ってきました。
正直言って他ブランドの試乗車が霞む出来栄えに思えました。ジロで山岳賞を取るトッププロが乗るようなフラッグシップモデルに、コンポとかホイールの違いはあれどポンと乗せてくれるブランドもなんだかすごいです。なんといってもこんなバイクなのにフラペで乗せられてしまう違和感、笑えます。いや、フレームは泣いてるっしょ、これ。
愛機FOCUS CAYOはガツンと踏むとガツンと返ってくる、それがパワフルなかたーいドイツバイクで、好みにバッチリ合って気に入ってますが、EMME2はガン!!と踏んだらバッタのあしだかバネだかが間髪入れずに後ろに蹴り出して体が前に進んでる、そんな感じ。その感触がダイレクトなのにものすごい上品なんで、ミドルグレードとフラッグシップモデルとの違いはこういうところにあるんだなー、なんて思いました。
そしてカルゼッリが乗るだけあって、反則級に軽いです。こないだサドルバッグだとかライトだとかはずしたCAYOの軽さに再感動したのに、嘘みたいです。ビンディングで乗ったらどうなっちゃうんでしょうね、これ?
まぁ、フレームセットで50万もするので夢の話は置いといて他の試乗車の話。
ミドルグレード、というか高級コンフォートバイクであるピナレロのROKHに、実は最初に乗りました。快適性重視だけあってかなり好印象。踏み込んでも、バイクをふってみても、急な制動をしても、いつでも包み込まれる感じの疲れない優しさが、なんかいい。怪我しなさそう。ほんとはドグマ2に乗りたかったけど、どうせ買いもしないからとこっち乗ってみて正解かも。足回りだけ良いのに変えるだけで戦闘力はねあがるんじゃないかなぁ、これ。
…他は、コルナゴのエントリーモデルにも乗りました。が、 BOTTECCHIA EMME2に乗った後だったもんで、オイオイってな印象しか残らず…。ティアグラってこんなぎこちない変則だったっけ?みたいな。フレームの感想どこいったよ。アルテのDi2モデル返ってくるの待っとけばよかった、てな感じで終了。
昼から行って試乗の受け付けも終了してしまい、他はヘルメットやらシューズやら、パーツやアクセサリーを物色して帰宅。そろそろロードにしたいがいろいろと迷ってる友人と行ったのですが、感想は「生殺しだ」とのことで。
ちなみに妻も一緒に行ったけど、今日の一番の出来事は前職場の同僚にたまたまバッタリ出会ったこと。旦那さんの趣味がミニベロだそうで。いや、こんな偶然もあるんだなあ。なんせ相手は湘南の人だからね。
そんなこんなで今日はちょっとは乗ったものの未計測で終了。