Sunday, August 21, 2011

おにきしかいおう キャノンボールに挑戦する 後編


大阪→東京キャノンボール②
由比ガ浜では雷雨が。
夜中は予報ほど降らなかったくせに、箱根前でぐっしょり来たのが堪えた。雨と関係あるのかお盆だからなのか、登り始める前から渋滞でなかなか沼津まで進まなくてグロスの平均速度もぐんぐん下がり続け、心も体も冷えきる。

雨で肉体的に辛いのが、うちももの股擦れ。しみるんだ、これが。でも脚回さないわけにはいかないから、痛いとわかっていて回すわけで、こういうところがチャリ好きはドMだと言われる所以なんだろうね。

わたし、ヒルクライムなんか好きじゃないんだからね!なんて言ってさ。言わないか。

Mでない自分は箱根頂上で15℃しかなくて、全行程で一番心折れてました。

全然体も暖まらないうえに、寒いから凍えるコンビニにも行きたくなくて、水も補給食もなくなってたわけです。
寒さとハンガーノックという最悪の状況のなか霧雨で覆われた16キロの登りをクリア。TWEETのタイムラインだけで見ると1時間18分もかかっている。普段ならそんなタイムではないけど、さすがに400キロ越えてから登るのは初めて。脚に全く力が入らないという絶望を味わったのは、二年前の富士ヒルクライム以来か?

登りきって元箱根付近で出発から24時間が経過。完全なるDNF。もう自分のペースで帰るのみ。
登ったら登ったで今度は体感的に極寒で睡魔の襲うダウンヒルが待っていた。雨さえ降らなければ涼しくて快適な峠だったはず。元箱根ではおでん食べたくらい寒かったんだよ、ほんとに。眠気もひどいし。でも寝たら死んでたよ。

そしてダウンヒル後、山を降りれば暖かいかと思いきや、まだまだ寒くてどうしようもないほど体がガタガタ震えていた。ここから眠気が体を後ろに引っ張り続けていて、神奈川横断して家までの記憶がかなりあやふや。コインランドリーとか電話ボックスとか駐車場とかで、20分か30分か寝てまた走り出すの繰り返し。

眠眠打破飲んだけど全く効かなかった、2回も。

そしてやっとのことで家に着いた時、箱根から6時間が経っていた。普段なら湯河原からで3時間の距離。これだけでもどれだけ疲弊していたかがわかる。

グローブ脱いだら、黒い染料が手のひらに移ってました。2日たった今も色が落ちてません。うちももの股擦れと、お尻の股擦れは予想通りだったけど、仙台~川崎400キロの時ほどひどくない。サドルなんてスパイダーのツインテールなんだけどね。体重かけちゃうと網の目がお尻に食い込むのがわかるという。落車のダメージで交換することになったハンドルバーだけはこの企画の純然たる犠牲者かも。

あと、謎が残るのが、帰ってきた翌日の夜に体重計ったら、4キロも増えてたこと。そんなことってある?妻は体重計がおかしいって言ってるけど、ほんとかな。

次回チャレンジして成功するには、まずチューブ、タイヤ系の不安要素は排除して、コースミスをしてはいけない。仕事明けなら睡眠をとってからにする。天気によっては延期する事。さていつできる?

やっぱりまた挑戦したい 545km
01月 332km 11:鎖骨骨折 17:手術
02月 5km 4:三角巾終了 25:リハ開始
03月 593km 3:ジテ通再開
04月 1,005km
05月 620km 13:リハ終了
06月 561km 20:抜釘手術
07月 774km 29:通院終了
08月 1,078km
09月 0km
10月 0km
11月 0km
12月 0km
今年は累計 4,968km走って、
年間目標 18,000kmまで残り 13,042km